史記列伝 3 <平凡社ライブラリー> 太史公自序において司馬遷は言う。「往時を述べて未来を思うのだ」この壮大な精神から「史記列伝」は生まれた。英雄・豪傑の激しい生きざまのみならず、漢に敵対する人間や周辺の民族までが記録された。本巻は匈奴列伝第五十から太史公自序第七十まで、「酷吏列伝」「游侠列伝」「滑稽列伝」「貨殖列伝」など、古代中国を彩った有名・無名の人物群が躍動する。 <平凡社ライブラリー 723>
史記列伝 2 <平凡社ライブラリー> 司馬遷は宮刑の恥辱に堪えて『史記』を書いた。なかでも「列伝」は歴史のなかの個人に焦点を当てて、それまでになかった人間観・世界観を描きだす。忠臣ばかりではない、盗賊もいれば刺客もでてくる。本巻は呂不韋列伝第二十五から李将軍列伝第四十九まで、予譲、荊軻、李斯、淮陰侯、季布、魏其、韓長孺など、歴史のなかで様々な働きをした多彩な人物が登場。 <平凡社ライブラリー 718>