著:北森 鴻, 浅野 里沙子、新潮社、平成 27年(2015年) 2刷、269 p 絶版、サイズ(c・・・
真贋など、どうでもいい。何故偽書が作られたのか。重要なのはそれだけだ。奇怪な祭祀「鬼哭念仏」に秘められた巧緻なトリック。都市に隠された「記号」の狭間に浮上する意外な真相。門外不出の超古代史文書に導かれた連続殺人――。氷の美貌と怜悧な頭脳をもつ異端の民俗学者・蓮丈那智が快刀乱麻を断つ。北森鴻の原案を浅野里沙子が書き上げた表題作や、北森鴻による『小説新潮』掲載短編2編など、全6編を収録。 目次:鬼無里(きなさ) / 奇偶論(きぐうろん) / 祀人形(まつりひんな) / 補堕落(ふだらく) / 天鬼越(あまぎごえ) / 偽蜃絵(にせしんえ) / あとがき
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