Wilhelm Gräb (神学者 ヴィルヘルム・グラーフ)、Vandenhoeck und Rup・・・
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●シリーズ名:Göttinger theologische Arbeiten (ゲッティンゲン大学 神学研究叢書), Bd. 14
●Originally presented as the author's thesis, Göttingen, 1979
●フリードリヒ・ダニエル・エルンスト・シュライアマハー (Friedrich Daniel Ernst Schleiermacher、1768-1834)
ドイツの敬虔主義神学者、哲学者、文献学者。
自由主義神学の先駆者、一般解釈学の開祖にして、ドイツ観念論の代表的思想家の一人。「近代神学の父」とも。
他の表記にシュライエルマッヘル、シュライエルマッハー、シュライアーマッハー、シュライアマッハーなど。
ロマン主義の神学者として知られ、自著『宗教論』において、「宗教の本質は知識や行為ではなく、直観と感情である」としました。感情を中核にした信仰概念の把握をとくとともに、近代聖書解釈学を代表する人物。
哲学者としては、通常ドイツ観念論に属する思想家として把握されます。イマヌエル・カント、ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルらの思想を批判することによって自身の独自の思想体系を作り上げていきましたが、生前にその体系が明らかになることはなく、哲学者としての業績より自由主義神学の神学者としての業績が評価されています。
また、伝記『シュライアマハーの生涯』はヴィルヘルム・ディルタイの研究者としての処女作でもあります。ディルタイは、シュライアマハーの一般的解釈学を単なる言語的所産を超えて、その背後にある歴史・文化、人間の生の表現を対象とする精神科学の基礎理論に昇華させました。その後、シュライアマハーとディルタイの解釈学は、「ロマン主義的解釈学」であるとしてハンス・ゲオルク・ガダマーによって批判されましたが、解釈学の伝統は、マルティン・ハイデッガーの存在論的解釈学など。
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