澤田柳吉(作曲)、正岡容(作詩)、スワン楽譜社、昭和4年11月20日、B5判、1冊
表紙まわりに少し経年シミ等の古色あり。
昭和のはじめ、「行進曲」という言葉が流行語になった。大正時代には見られなかった語であると言われる。
昭和5年刊の大宅壮一『モダン層とモダン相』には、次のように記されている。
" 「東京行進曲」「浅草行進曲」「道頓堀行進曲」「青春行進曲」「恋愛行進曲」等々々……といった風に、一時は全く「行進曲」の洪水で、行進曲の行進曲まで出そうな勢いであった"
この「行進曲」ブームに乗じて、ニットーレコードは『六大都市行進曲』をリリース。東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸の6都市を題材とした楽曲で、すべて正岡容が作詩を手がけている。
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