村松友視、[1980]、6枚完、400字詰原稿用紙17.5×25cm、1部
村松友視(1940-)の肉筆。鉛筆書き。無署名。400字詰原稿用紙17.5×25cm 6枚完
1981年現代史出版会刊の著書「男と女 心やさしきデスマッチ プロレスの味方 short short篇」の前半の一章、「現代に生きる猫たちよ」に収録される。初出は不明。ちなみにこの本の後半部分はプロレス関係の文章を収録した「村松友視のプロレス塾」と「わたしプロレス党」の二章。この後半二章の初出は「あとがき」に記される。
巻頭の原稿用紙右上に「199号 昭和55年3月(余白に「最終原稿 未使用」の記載あり)」と号数や年度の記載あり(隔月刊の雑誌連載か?)
村松が1980年(昭和55)に『私、プロレスの味方です』がベストセラーになり、その後直木賞受賞する以前の文章。
原稿には汚れ痛みがあり。収録単行本の当該部分のコピーを附す。
『新評』 28(11)1981-11号の評(ブックランド本誌編集部/p132)に「『東スポ』読者を喜ばせる。メインである前半二章「男と女心やさしきデスマッチ」「現代に生きる猫たちよ」はさしずめ、"プロレスの味方"応用篇となろう。一般に応用は難しい。」とある。