竹久夢二

￥550

• 著者 細野 正信
• 出版社 保育社
• 刊行年 昭和 48年(1973年) 初版
• ページ数 189 p 絶版
• サイズ サイズ(cm): 18.2 x 13.4 x 1.6
• 冊数 1
• 状態 中古品（並）
• 解説 竹久夢二の名は最近とみに高まってきた。過ぎ去ったよき時代への郷愁とともに、その触感をさそう甘美な表情が、新たな絵画観に何らかの刺激となるに違いない、と思われ始めたからである。それは全く革新的といってもよい、風俗画というにはあまりに人間悲愁を率直に伝える画風であった。それらは、この画家の生活や情感に密着したところから生まれており、それだけに生な感覚をともなって、われわれにうったえかけるものをもっている。「芸術家はもう沢山だ。一人ぐらい人間の悲哀を描く画家があってもよいと思う。」という主張の中に夢二の制作の姿勢があり、それによってこそ、彼ははじめて芸術家となり得たのである。―はじめに　より　　竹久夢二のあの夢みがちな哀愁の美女たちが、コンパクトな中にもぎっしりと詰まっている。
• 販売条件等 並・カバー(無し)・表紙(薄ヤケ,少小シミ,小キズ,背ヤケ)・本誌(・頁-薄ヤケ,数頁少シミ・天,地,小口-薄ヤケ,少小シミ,薄埃ヨゴレ)
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