森田正覚著 佐藤喜徳編、芙蓉書房、昭和56年(1981年)、264p
カバ=有り。 帯=無し。 小口=天に埃シミあり。 頁=扉に名前と日付等記入あり。 旧定価1900円 / 一兵士としてフィリッピン戦線に投入された著者森田正覚師は、終戦後、教誨師として戦争犯罪者の処刑に立ち会う運命を担った。本書は、この奇しき体験の克明な記録である。山下奉文大将はじめ本間雅晴中将、また名もなき兵士たちは、いまわの際に何を思いどのような言葉を遺したか。戦後三十六年──。ここにマニラ裁判と戦犯処刑の真相を初めて明らかにし、あらためて「戦争」と「平和」の意味を問いかけるものである。-出版当時の広告文と思われるコピーより。