部落解放同盟中央本部 編、解放出版社、2002、385p、A5判
函あり。地に汚れ。
「解放の父」松本治一郎が戦前から戦後にかけて切り拓いた部落解放への道を、その遺志を継承し、さらに広い道にした偉大な指導者・上杉佐一郎。その生涯に学ばんと、七回忌にあたって刊行される評伝。
目次
第1章 脊振の連山に抱かれて(差別のなかの少年時代;タコ部屋での体験 ほか)
第2章 挑戦に明け暮れる日々(地域の課題に直面して;部落解放運動へ ほか)
第3章 “松本精神”継承への道(中央本部の副委員長として;中央本部の書記長に就任)
第4章 特別措置法制定への執念(政府に法の制定迫る;特別措置法具体化の闘い ほか)
第5章 解放運動の頂点に立って(海外へ目をひらく;忙中の閑 ほか)