赤木桁平 著、洛陽堂、1916、404, 2p、19cm
初版 函付き。
本体に強いシミ・ヤケ・ヨゴレ、扉に旧蔵者印、背の上下にスレ・ハゲ、背にスリキズ、背のミゾ(背と裏表紙をつないでいる部分)のほとんどにキレ、天のハード部分にスレ・欠け、箱に強いイタミ(大きな濡れシミ・ヤケ・ヨゴレ・スレ・スリキズ・ハゲなど)、表紙と背の題簽に欠け、見返しにラベルのはがし跡があります。
”あなたは私を大変ほめてくれました。あなたは御世辞を使った積りではないでしょう。私はあなたの云われる通りそんなに偉い人とは思いませんけれどもあなたの目に私があゝ映ずるならまあ仕方がないとして、あなたの纏め方(私の褒貶を離れて見て)丈を評するなら遺憾ながらまだ足りないと云わなければなりません。一言にして云うと、書方の割合に中の方が薄い心持がするのです。其れから書き方に大きく見えて其実確かりしていないところがあります”(夏目漱石の序文)。
”夏目漱石論”、”谷崎潤一郎論”、”「遊蕩文学」の撲滅”、”「白樺派」の傾向、特質、使命”。その他。