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ランプ / パジェス 『日本二十六聖人殉教史』 1862年 ミュンスター刊 /Rump, Hermann / Pagés, Leo, Geschichte der am 5. Juni 1862 kanonisirten japanischen Maryrer und ihre Hieligsprechung. Nach Leo Pagés unter Zuziehung der Schriften von Bouix und und Anderen sowie der Hauptquellen bearbeitet von Dr. Hermann Rump. Mit bischöflicher Genehmigung. Münster, 1862

極東書店

¥88,000

  • 著者 ランプ / レオン・パジェス
  • 刊行年 1862
  • 状態 良好
  • 解説 8vo, iv, 140pp, contemporary half cloth binding with marbled board, title lettered in gilt to spine, sprinkled edges, Ex-library, stamped and label pasted on the front end paper.
    本書の著者であるヘルマン・ランプ(Hermann Rump:1830-1875)はエッセン出身で、ミュンスターで活躍したカトリックの司祭でした。貧困家庭の出身でしたが苦学の末に1853年には司祭に叙階され、その傍らで教会史やキリスト教美術などの研究を進め、1858年にはギーセン大学より教皇ホノリウス3世の研究成果により哲学博士号を得ました。1861年にミュンスターに移り、そこで友人らと共にフランスの教会史家ロールバッハのカトリック教会普遍史の独訳新版編集に取り組みました。フランスの日本キリスト教史研究者レオン・パジェスが、『日本概史』の抜粋として『日本二十六聖人殉教史』を刊行したのが、日本二十六聖人殉教者の列聖の年1862年でした。ランプが本書の刊行したのも同じく1862年で、カトリック教会普遍史の編集に引き続き取り組んでいた時期に近いことから、ドイツとフランス間でのキリスト教史に関する知的研究交流を通してパジェスの書籍を知る機会があったものと予想されます。本書の記述はパジェスの書籍を基本にしつつも、ルイス・フロイスの同時代の報告書、ローマで保管されている資料、ボランディスト協会の研究書を補足のために付け加えたと前文で紹介しており、ただの紹介・翻訳本ではないランプ自身が独自性のある書籍の発行を目指していたことが窺えます。

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