松尾宗二述、享保七年壬寅仲夏序
■商品詳細
【書名】 茶湯弊箒記 全六巻・附録巻揃
【巻冊】 大本七册
【著者】 樂只齋宗二自序
【成立】 享保七年壬寅仲夏序
★ 傳寫本のみ。未刋本。
★ 『國書』では五冊と記。所在は【写】東博(江戸中期写)と記すのみ。
★ 松尾宗二
没年:万治元年(1658)
生年:天正7(1579)
江戸初期の京都の数寄者。茶道松尾流の流祖として位置づけられる。通称甚助,物斎と号した。祖父の辻玄哉は連歌師として知られ,武野紹鴎に茶を学んだ。父五助等政が松尾を姓とした。千宗旦に師事して,楽只軒の額,「楽只」と命銘した茶杓と竹花入を与えられ,この3種の茶器が松尾家の立派の根源となっている。また同家の6世に宗二(1622~1752)があり,松尾家ではこの宗二を松尾流の初代としている。名古屋に地縁を持つのは6世宗二からで,『敝帚記』(1722)の著作がある。
★ 松尾家の家祖は堺の辻家の養子で、京都で呉服商(屋号は墨屋)を営んだ辻玄哉である。辻玄哉は武野紹鴎の門人であり、また千利休に台子点前を伝授した兄弟子として知られている。以後、松尾宗俊までは呉服商を生業としながら茶の湯を楽しんでいた。このうち松尾宗二(物斎)は千宗旦の門人として著名であり、宗旦から「楽只軒」の書、「楽只」銘の茶杓と花入を贈られている。この3点は松尾家の家宝とされ、相続披露の茶事のみに用いられている。
★ 迅速丁寧な発送を心懸けております。
★ 海外発送も迅速に対応いたします。
★ ご注文はインターネットからではなくても、電話・ファックス・ハガキ等でも承ります。ご遠慮なくお申しつけください。
★ クレジット決済のお客様は別途クレジット決済が行えるメールをお送りいたします。
★ お振り込みをご希望のお客様は大変お手数ですが必ずお振り込み方法をご連絡くださいませ。