Diane Arbus An Aperture Monograph

ベストセラー『思考の整理学』で知られる英文学者・外山滋比古の旧蔵品、段ボール箱4個分の分量。1960年代までのものが多くを占める。
「修辞的残像」「伝達のグラマー」「近代読者論」ほか草稿70点以上。師・福原麟太郎の講義録などノート35冊（妻・弥生のノートも多数含む）。福原麟太郎・吉川幸次郎・中村雄二郎等外山宛書簡、その他色紙、写真プリント等、全体的に未整理の状態。詳細お問い合わせください。

送料は別途見積り。

加藤澄子は俳人・数奇人として知られた東京帝国大学教授加藤正治（犀水）夫人。澄子は夫正治に連れ立って、松永安左衛門、藤原銀次郎、團伊能らの茶会に参加。その様子を愛らしいイラストと共に記録に残した。当代きっての茶人たちの茶会の様子が女性参加者の目線から描かれる、非常に貴重な記録である。旅行記や茶室のデッサンのみなど茶会記以外の内容も数点あり。

「三才報徳現量鏡」、「報徳社通則」、「勧農俚驅集」、「大日本報徳学友会報」、「報徳善種金永安証券」ほか。「貸金台帳」、「受賞者姓名簿」等北周報徳社資料含む。リストお問い合わせください。

昭和20～40年代

佐々木能理男は、戦前はエイゼンシュタイン『映画の弁証法』などの翻訳に携わった映画評論家。戦後は東宝株式会社審査室嘱託、のち国際著作権研究所を設立し、著作権法の研究に従事した。
佐々木能理男草稿「著作権法の目的」、「万国・ベルヌ両改正条約関係」「レコード保護条約案関係」（以上、「著作権審議会第3回総会配布資料」）、「映画法制審議会・著作権法改正対策委員会報告書」、『コピーライト』41冊（著作権資料協会発行）、「五社協定による俳優統一契約書」、英語文献など。

明治10年代、55丁

内題「〓體教育論」　体操伝習所罫紙
「緒言　教育概論」「第一章　論〓體教育之切要」　「第二章　真誠體育法ノ性質ヲ論ス」
「第三章　〓體状勢論」「風土ノ體勢ニ関係アル論」「風俗習慣職業ノ體勢ニ関係アル論」

昭和二年頃　日支間郵便関係書類簿冊　郵務局外国郵便課料金係　
自昭和七年至昭和十一年　満州関係書類簿冊　郵務局外国郵便課
日本国満洲国間郵便業務ニ関スル条約ニ基ク業務協定　 日本国満州国間軍事郵便物交換ニ関スル業務協定　　署名原本

　逓信省郵務局外国郵便課で作成された、公文書をまとめた簿冊。
　「昭和二年頃　日支間郵便関係書類簿冊」は上海クーデターなど国民党と共産党の抗争が激しくなる中での領事館からの現地報告や、日中間の郵便経路についての文書などがまとめられている。
　京奉線不通による北京行郵便経路代替案ついての通知、大正14・15年中支那動乱に伴う山東省・青島行郵便差出方変更に関する文書、奉天省議会日本郵便撤廃定義の経緯、上海郵便局員罷業に関する文書（上海領事館からの電報原本含む）、「国民政府治下各地郵政状況一覧表」、「南支那方面宛郵便物に関する件」、広東郵務総工会の粉擾に関する件、奉天撫順線に依る支那郵便物逓送方の件、内地満州間発著郵便物朝鮮経由逓送に関する協定書、西比利亜経由欧州「メール」の継越及支那託送閉嚢の逓送費に関する件ほか。

　「自昭和七年至昭和十一年　満州関係書類簿冊」は満州国成立までの郵政権に関するやり取りや条約案文など。極秘文書多し。
　満州国郵便切手類制作に関する文書類（暗号電報原本含む）、南満洲鉄道附属地通信行政権処理に関する件、「枢密院に於ける日満郵便条約の審査の際予想せらるる諸質問」、「満州国に於ける帝国の治外法権の撤廃及南満州鉄道附属地行政権の調整乃至移譲に関する件」、「附属地行政権調整及撤廃要項」、「通信行政処理要領（条約案骨子）」、「通信行政に関する日本国満州国間協定案」、「満州国における日本国臣民の居住及満州国の課税等に関する日本国満州国間条約」ほか。
　「日本国満洲国間郵便業務ニ関スル条約ニ基ク業務協定」は昭和10年の「日本国満洲国間郵便業務ニ関スル条約」を受けて成立。逓信大臣に代わり逓信省郵務局長久埜茂と満州帝国交通部大臣