三西化学農薬被害事件裁判資料集 編集委員会、すいれん舎、2015年10月、1510頁、A4判、全2巻・・・
"【新刊書の定価販売です】 ダイオキンンによる人体被害を訴えた裁判の記録
【本資料の特徴】
Ⅰ ダイオキシンによる人体被害を訴えた裁判の詳細な記録
PCB・ダイオキシンによる人体被害を訴えた裁判はカネミ油症事件など限られた例があるのみ。健康被害 の実態を丁寧に記し、その経過がわかる本資料集はダイオキシンによる人体被害を訴えた貴重な裁判記録 となっている。
Ⅱ 農薬工場による地下水汚染をめぐる約40年間の闘いのドキュメント
工場創業直後の1961年から1999年の最高裁で棄却されるまでの約40年間に及ぶ被害者家族の闘いの記録 というべき裁判資料を完全収録。
Ⅲ 原告・被告双方の裁判資料をほぼすべて網羅
裁判資料は、訴状、答弁書、双方の準備書面、甲乙証拠資料、証人調書、控訴状、上告理由書等ほぼすべ ての裁判資料を網羅、掲載した。
Ⅳ 2000年刊行の資料集に手引きとなる新たな解題を付して復刊
新進気鋭の若手研究者による新たな解題を付して本事件の今日的意味合いを考察したほか、1998年に本 事件の手引きとして作成した『「三西化学農薬被害事件」理解のために』を別冊解題資料に収録した。
Ⅴ 三西化学工場跡地からの汚染土壌発見による事件の捉え直し
2007年、九州新幹線に伴う調査で三西化学工場跡地から汚染土壌が発見された。その事実によって三西 化学農薬被害事件は捉え直しを求められている。当時の行政や司法の判断は正しかったのか。本資料集は 事件再考のためのかかせない基本情報を掲載している。
【編集委員】
坂本紘二(代表・山口大学監事)
井上嘉人
一ノ宮和男
小柳修一
後藤裕一
沢原聖司
立川涼(元高知大学学長)
原田正純
【解説】
原田正純
【解題】
宇田和子(福岡工業大学助教)"