Jurg Amann、Arche、1995、176、235mm
ペーパーバック、経年変化。図版豊富。「おそらく初期に雑誌『インゼル(Die Insel)』に関わったことを除けば、文学関係の学派、グループあるいは流派に属したことのなかったヴァルザーは、第一次世界大戦前、また1920年代になっても名の知られた、著作の多い作家であった、とはいえ、最後にはほぼ文芸娯楽欄のみに寄稿する書き手となっていた。しかし1930年代になると、ヴァルザーはドイツにおいて急速に忘れられ、スイスで出版されほぼ当地でのみ注目されたカール・ゼーリヒ編集の著作集も、この点は変えることはなかった。クリスティアン・モルゲンシュテルン(Christian Morgenstern)、ローベルト・ムージル(Robert Musil)、クルト・トゥホルスキー(Kurt Tucholsky)、フランツ・カフカ(Franz Kafka)、ヴァルター・ベンヤミン(Walter Benjamin)、ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)らから高く評価されたにもかかわらず、ローベルト・ヴァルザーが広く再発見されるようになったのは、1970年代になってからのことだった。それ以降は、ほぼすべての著作が広範な作品集と後期草稿原稿の出版によって読みうるようになった。マルティン・ヴァルザー(Martin Walser)、ペーター・ビクセル(Peter Bichsel)、ローア・ヴォルフ(Ror Wolf)、ペーター・ハントケ(Peter Handke)、エルフリーデ・イェリネク(Elfriede Jelinek)、W・G・ゼーバルト(W.G. Sebald)あるいはまたマックス・ゴルト(Max Goldt)などかくも多岐にわたる現代作家へのローベルト・ヴァルザーの影響には目をみはるものがある。」https://ja.wikipedia.org/wiki/ローベルト・ヴァルザー