伊藤 誠 (著)、神戸新聞総合出版センター、1997-5、318ページ、19cm
神戸・阪神を中心に、兵庫ゆかりの画家、彫刻家、書家、陶芸家とその作品を、戦後以降の美術界の流れと共に紹介。ふる里を共有し、同じ時代を生きる仲間たちの生き方を追う。日本最初の画廊誕生秘話も紹介。
目次
はじめにふる里の美術界を知ってほしい
1.戦前からの重鎮
戦前の兵庫美術界の状況
金山平三の生活と画業
金山平三の芝居絵
わが道を往く・新井完
新井完 四十年目の滞欧作初公開
水越松南と南画
2.独自の道を往く
戦前の県内のグループ研究所
かな一筋に・安東聖空
川西英との架空対談
川西英「私の愛した街」
心温まる画風・森崎伯霊
水彩画一筋・別車博資
別車博資の描く海、空、 光
3.戦後のリーダー
動き始めた終戦直後の黒下美術界
画壇の貴公子・小磯良平
小磯良平「ぼくの好きなヨーロッパの画家」
小磯良平画伯の文化勲章
田村孝之介と神戸
田村孝之介画伯と「同行二人」の旅
尾田龍と姫路
死の影を乗り越えて伊藤継郎
彫刻家のファイト・新谷秀夫
東山魁夷と神戸
「東山魁夷青の世界」展
4.戦後派の台頭
新グループ結成、新鋭の輩出
六人のサムライを斬る 詩誌「蜘蛛』の表紙の画家たち
〈津高和一、中西勝、貝原六一、網谷義郎、丸本耕、鴨居玲〉
空間をとらえたい・貝原六一
画家中西勝の発想
人と酒と絵を愛して中西勝
素描・鴨居玲認会館
神戸の四人の安井賞画家 〈西村功、鴨居玲、中西勝、堀江優>
人間を描き続ける・西村功
聖書をモチーフに・堀江優
類のない世界・西村元三朗
元永定正
苦労の人
大石可久也
"若さ"の人
市野弘之 耐える人
昇外義 すごい人
南和好の裸婦像
5.二十一世紀に向けて
施設の充実と県外への発信
神戸新聞時代の横尾忠則
横尾忠則意表を衝く男
地中海の風 新谷琇紀 対談
このアーチスト三人の仕事〈南俊宏、小林陸一郎、河口龍夫>
新しきクリエーター
永田隆子、門脇正弘、津田仁子、松田一戲、立花江津子、
山口清治 松本薫、杉山知子、向田友美、春沢振一郎〉
番外 アート・サイド物語
日本最初の画廊開設者・大塚銀次郎
おわりに心残りはありますが・・・
初出紙誌一覧
初版 カバー 帯 ほぼ新品(未使用)