私の写真術 ＜正誤表＞付

三版　和本　糸綴じ　表紙上下に少しみ両表紙と背ヤケ無し　表紙に題簽貼付け　本体地に毛筆で表題書入れ　線引き無し
書き込み無し　保存状態良好です。

２５刷　表紙少ソミ　両表紙と背ヤケ無し　本体三方少ヤケ　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

1刷　カバー　 帯付　 カバーヤケ無し　 帯ヤケ無し　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。
あらかじめ失われた愛だからこそ、欲しくなる。すべての亀裂を埋めてくれる、指を、コックを舌を。セックス、ドラック、そして・・・・

3刷　 カバー付　カバーヤケ無し　カバー背上部角に少キレ　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

フランシスの精神分析家で官僚出身の著者の手による詩的で甘美、官能的、時にナルシスティックな趣を漂わせる名文で紡ぎだすグレン・グールドをゴールドベルク変奏曲風に表現している良書。

１刷　 カバー　 帯付　 カバーヤケ無し　帯ヤケ無し　本体天の背近くに２ヶ所少点シミ　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

原著1959年刊、邦訳刊行1986年、原題 Chewing-gum et Spaghetti。
　ボストンの名家に育ち、将来を嘱望される若き法律家サイラス・A・ウィリアム・リーコックは、世界巡回研修の仕上げにイタリアに立ち寄り、ヴェローナ市警察のロメオ・タルキニーニ警視のもとで実践捜査に参加することになります。
　何より秩序と能率を重んじるリーコックが、享楽的な典型的イタリア人警視の一挙手一投足にやきもきしたり、気が狂いそうになったり爆発したり。しかしロメオ警視は「すべての犯罪の根源は愛であり、解決もまた愛による」と、ヴェローナ式捜査法で堂々と受けて立ちます。
　滞在が長くなるにつれリーコックがイタリアを理解し始めるのと対照的に、父親とともに彼を連れ戻しにくる富豪の娘で婚約者ヴァレリー・ピアスンがこの小説の真の悪役。その頑迷さはイタリアひいては古いヨーロッパ的価値観をすべて否定する。リーコックやヴァレリーのアメリカ至上主義、能率第一主義、拝金主義をときにはソフトに、ときには仮借なく揶揄するロメオ警視やヴェローナの庶民たちの言動に、私もつい腹を抱えて笑いながら快哉を叫ぶのです。
　ヴァレリーの剣幕にたじたじとなった父ピアスン氏の台詞、「サイラス、

初版　 カバー付　 カバーヤケ無し　本体三方ヤケ無　線引き無し書き込み無し　保存状態良好です。
グローバル化によって衰退する組織原理。国家や企業を離れ、茫漠とした「地球社会」のなかに曝される現代人に対して、
筆者は新たな心の居場所として、「社交」のを掲げている。
グローバル化の進展により近年、これまでの組織社会のあり方は様々な変革を求められているのは疑問の余地もない。
しかしながら、変わらざるをえないのは国家や企業といった組織だけでなく、それらに所属する個人も同じだ。
これまでのように、単純な帰属意識を持つだけでは救われないのだ。
そうした「個人」に対して、筆者は新たな人間像として、社交的な自立した個人という概念を掲げている。
そして、その一人の自己を支えるのは個人のなかの職業意識、プロフェッショナリズムであるとも述べている。
筆者はなにも旧来の組織や個人そのものを否定しているわけではない。
時代によってそのあり方は変わるのだという、しごくまっとうなことを主張しているのすぎない。
その説明が、前近代社会やヨーロッパの貴族社会の勃興、工業化社会の発展、そしてグローバリズムの進展と、
それぞれの時代ごとの人と人との交わり、すなわち「社交」を軸として述べられていて、読みやすく中身も充実している。
とても読み応えある一冊です。

１１版　 カバー付　 カバーヤケ無し　本体三方ヤケ無ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

初版　カバー　 帯付　ビニールカバー付　 カバーヤケ無し　帯ヤケ無し　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。