古田博司 著、人間の科学社、1988.7、262p、20cm
ソウルという異郷で/目次
まえがき
第一章 ソウルの倭人
渡韓・受容・朱い膳・
キムチは決してお新香ではないということについて
韓国食生活考………
日本は平和好きの隣人に守られつつ
発展したということについて
王朝国家の商人と封建国家の商人とは
全然違うということについて
王朝国家の残影…
髪を切り、食事をしながら考えたことについて
韓国人から韓国語を習うには
「童心」に帰らなければならないということについて
老姑山洞の一夜
朋友李君との出会いについて
「東方礼儀の国」倭人考
第二章 歴史的個性との相剋
「みんなで食べよう」という麗しい風習について
「みんなで食べよう」の他の側面
主人は無理を言い、「下僕」はしたたかに
これを無視するということについて
主人と「下僕」を繋ぐ法則
韓国は宗族社会であるということについて・
韓国はかつて両班貴族の
「静かな朝の国」であったということについて
両班の悠悠たる系譜について
(1)
(2)
「働かない」ということは結構
「偉い」ことだということについて
韓国のナショナリズム
韓国の帰化人・・
第三章 外国としての韓国
カタカナは外来要素に対する安全弁である
ということについて
「民族主義」とは実に不可解である
ということについて
外来文化の拒否そのものが朝鮮文化ではないか
ということについて
韓国にも「小中華意識」がある
ということについて
韓国人は大変明るい民族である
ということについて
初版 カバー 良好です