祭りの声　あるアメリカ移民の足跡

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• 著者 新藤 兼人
• 出版社 岩波書店　岩波新書
• 刊行年 昭和 52年(1977年) 第1刷
• ページ数 223 p 絶版
• サイズ サイズ(cm): 17.4 x 10.5 x 1
• 冊数 1
• 状態 中古品（並）
• 解説 並・カバー(無し 旧版)・表紙(薄ヤケ,少シミ,少ヨゴレ,背中ヤケ,背裏表紙側縁少イタミ)・本誌(・頁-薄ヤケ,最終頁上部余白小口付近少剥がれ ・天-中ヤケ,少小シミ ・小口-薄ヤケ,少薄シミ ・地-薄ヤケ,シミ)
• 販売条件等 「おお、イエス、七十三よ。もう、先が長くないのう。これが初めてのしまいじゃろう、会うのが。私が、あんたと別れたんは、私が二十で、あんたが十二のときじゃったがのう。あんたも髪が白うなっとるんじゃな、ミーも、ほれ、まっ白よのう」―「同時録音」より　大正十二年にアメリカ移民に嫁いだ秀代さんは、激しい労働、戦時の収容所生活に耐え、夫の事故死、子どもたち二世との意識の差をふりきって、営々とカリフォルニアの大地を耕しつづけている。＜日本＞への熱い想いのこもる手紙をもとに映画監督新藤兼人が姉の五十三年を心をこめて描く。　目次：エンシニタスに向って（姉の手紙） / 家（姉の結婚；棟梁伊左衛門；父；母；アメリカ移民；先祖の土地） / 強制収容所（大統領令9066号；アリゾナ・ポストン；忠誠登録；二年目の夏；さらばポストン） / 地平線（夫の死と娘たち；日本の花嫁；末娘の死） / 同時録音
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