В. И. Сарианиди(ヴィクトール・サリアニディ)著、Наука(ナウカ)、1983年、1・・・
図版掲載多数、ペーパーバック。
外装に小汚れ、小傷みが有ります。
●概要
1978年から1979年にかけてアフガニスタン北部のティリャ・テペ(黄金の丘)で発見された、
紀元前後(クシャーナ朝初期)の6つの貴族の墓から出土した膨大な黄金製品について解説。
発見された2万点以上の黄金細工は、その美しさと精巧さから「バクトリアの黄金」を称され、ギリシャ神話の神々(アフロディーテなど)、
インドの仏教モチーフ、中国の鏡、ステップ地帯の動物文様などが混在しており、シルクロードにおける文化交流の極致を示す。
アフガニスタン紛争が始まる直前の、極限状態での発掘調査の様子が著者の視点から綴られています。
●著者:В. И. Сарианиди(ヴィクトール・サリアニディ, 1929-2013)
1929年にタシュケント(現ウズベキスタン)に生まれ、中央アジアの砂漠地帯を主な調査対象として活動した考古学者。
ソ連科学アカデミー考古学研究所に所属し、生涯にわたり現地踏査を重ねながら遺跡発見に尽力。
最大の功績は、1978年にアフガニスタン北部のティリャ・テペを発掘し、クシャーナ朝初期に属するとみられる王族墓と2万点以上の黄金製品の発見で、
この成果は20世紀屈指の考古学的発見と評価され、アフガニスタン戦乱直前に遺物を保全した点でも特筆。
さらにトルクメニスタンのカラクム砂漠での調査では、ゴヌール・テペなどの遺跡を発掘し、紀元前2200年頃から1700年頃に栄えた都市文明の存在を明らかにした。
これをバクトリア・マルギアナ考古学複合(BMAC)(オクス文明)として提唱し、古代文明史に新たな枠組みを提示。
その研究姿勢は、最新技術よりも地形観察と実地踏査を重視する直感的・経験的なものであり、過酷な環境でも発掘を続けた点が特徴。
ソ連崩壊後も活動を継続し、国際的評価を受けながら、2013年にモスクワで没するまで現役の考古学者として研究に従事しました。
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