von Frederick O. Kile Jr.、E.J.Brill、c1965年、ix, 113・・・
【ペーパーバック】c1965年。
全体的に若干ヤケがあります。表紙に部分的に薄いくすみ・一部にシミやシワ・背の上端に小傷みがあります。また天地に薄いくすみ・天に数ヶ所小傷があります。本文は特に問題はありません。
●シリーズ名:Beihefte der Zeitschrift für Religions- und Geistesgeschichte (宗教・精神史研究誌 別巻), 9
●内容
シェリング思想の核心である「自由の哲学」が、どのような神学的基盤の上に形成されたのかを、精緻に追究した研究書。
ルター、ベーメ、エティンガーという宗教思想家たちとの思想的連関をたどりながら、シェリングが必然性と自由の関係をいかに再構築したかを明快に示しています。
とりわけ1809年の『自由論』を中心に、初期から後期へと展開する自由概念の変遷を、当時の神学・神秘主義の潮流との対話の中で位置づける点が本書の特徴です。
●主な目次訳
序文
1: 序文
・シェリングの自由の哲学
・シェリングと先行の哲学者・神学者との関係
2: シェリングに対するルターの影響:ボエムやエーティンガーによる影響を理解するための基礎として
3: ドイツの神秘主義者 ヤーコプ・ベーメのシェリングへの影響
・シェリングが受け継いだベーメの思想の概説
・ベーメとシェリングの関係
4: ルター派神学者 フリードリヒ・クリストフ・エーティンガーがシェリングへ与えた影響
・シェリングが受け継いだエーティンガーの思想の概説
・エーティンガーの教説とシェリングの比較
5: シェリングが『自由について』の著作において受け継いだルター、ベーメ、エーティンガーの諸思想の、その後の著作における展開
文献目録. 注記.
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