J.H.ブルック 著 ; 田中靖夫 訳、工作舎、2005年、399p、22cm
カバー(少ヤケスレくすみ)
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序章 科学と宗教は互恵的に関わってきた
第1章 科学と宗教の相互作用をめぐる予備考察
第2章 科学革命期の科学と宗教
第3章 科学革命と宗教改革
第4章 機械論的な宇宙における神の活動
序論──歴史のパラドクス
有機的比喩から機械的比喩への転換
機械論哲学は神学によって正当化された
奇跡を擁護したメルセンヌ
人間の尊厳を擁護したデカルト
神の統治を擁護したボイル
神の遍在を擁護したニュートン
機械論哲学がもたらした宗教的憂慮
ニュートンの宇宙における神の活動──ジレンマ、曖昧さ、アイロニー
第5章 啓蒙時代の科学と宗教
序論──体制化されたキリスト教への攻撃
科学の宗教的有用性──ニュートン対ライプニッツ
科学以外の原因による宗教からの覚醒──ヴォルテール
理神論からの攻撃──トーランド、ティンダル
唯物論の脅威──ディドロ、ハラー、プリーストリー
不可知論の脅威──ヒューム
結論:啓蒙時代の多様性——ウェズリー
第6章 自然神学の盛衰
序論──科学の大衆化への貢献
イギリスの自然神学——伝統の発展プロセス
ドイツの自然神学とカント哲学
自然神学の継続した諸機能──エラズマス・ダーウィン
自然神学が科学に及ぼした影響──バックランド、オーエン
科学が自然神学に及ぼした影響
第7章 過去のビジョン——宗教的信念と史的科学
序論──大博物学時代
リンネ——種の固定と疑いの種子
ビュフォン——地球の歴史
ラプラスの太陽系仮説
ラマルクの生命進化説
キュヴィエ——もう一つの生命史観
ライエル——史的科学における史的解釈
ダーウィン——種形成の史的解釈
学問としての歴史——聖書批判の発展
結論——科学的批判主義と史学的批判主義の収斂
第8章 進化論と宗教的信念
第9章 20世紀の科学と宗教
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