岡野治子 ほか 編(第3巻)、藤原書店、1995年-1996年、6冊
カバ=有り。 帯=有り。 小口=良好。 頁=『書込み無し』と査定。 旧定価合計41266円 / 多くの次元で歴史の転機をなすといわれる中世(後期)、南北朝・室町・安土桃山期。女と男の関係についても、たとえば、高群逸枝が女性の地位の転落ととらえたような婚姻、財産権などの管理の規範の変遷が見られてくる。ただここにも、階層ごとの両義性は存在する。さらに、女商人の活躍、女性語の形成、女の不幸・抑圧・解放と信仰、周縁の「旅する女」たち、御伽草子の男女関係、造形と色彩文化、西国の風俗文化など多面的な切り口から「女と男の乱」の時代が浮き彫りにされていく。―「第3巻女と男の乱-中世-カバ折返(ソデ右)より / 難点=全6巻+別巻1のうち別巻が欠けています。 / 売上スリップ(注文カード)もそのままの巻もあり使用感は少ないです。