文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

明治初期 呼子 小川島捕鯨組 関連証文類

西海洞書店

¥48,000

  • 状態 中古品(並下)
  • 解説 唐津 大石町川崎喜兵衛家にあてられたもの、一括。

    川崎家は呉服屋として富を得たが、幕末期はその富貴を見込まれたのか、藩の国用方にも関与していた。(手附)幕末期、すでに近海捕鯨の収益は米国による乱獲で見込めぬ状況下、ただ長く続く小川島の捕鯨はその関連従事者などのことを考えても放置できず、中尾家が経営を投げ出して後も、おそらくは藩庁の主導で唐津の商人たちによる運営が目論まれていた。
    これは、そのあたりを裏付けする資料群。古いものは明治二年、青木惣兵衛、川崎喜兵衛あてのお手組、江口勘定場の黒印がある、藩札の受け取り、また、鯨油を担保とした二百両の借用証文、ただしこちらには江川弥三平の名はなく、柴山起雲、松本源助の名で借り受けされている。明治3年正月にも百二十両の鯨油担保の借用、こちらは江川名義、続けて二月にも三百五十両、こちらも鯨油担保で川崎嘉七名義、同三月の藩札十五貫目の借用証文には添え人として篠崎吉衛門の名がある。明治三年末から四年にかけては相当財政的に追い詰められ借財も返済が追い付かない状況であった証左として、江川の家屋敷の抵当証文が入っている。江川弥三平は旧藩時、川崎と同じ大石町で質屋を営む商人だったが、もともと町年寄などという上層階級には属していなかった模様。それがなぜか幕末のどんずまりに町年寄から、唐津でも最も格式を求められる大町年寄まで拝命し、、、、そして結果、小川島捕鯨組と心中させられた形で分産の憂き目をみることとなる。虫損多い現状。
  • 発送ポリシー 郵送、厚み三センチ以内、重さ一キロ以内であれば
    クリックポスト、185円使用、

    厚み重さに応じまして、出来るだけ安価を考えて、
    レターパック、ライト、プラス、ゆうぱっくなども使用しています。

クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費不可 海外発送不可

かごに入れる
気になる本に追加
印刷

店舗情報

〒847-0814
佐賀県唐津市弓鷹町 1412-7 
TEL:--
FAX:--

佐賀県公安委員会許可第911080007485号
書籍商 西海洞書店

新着書籍

おすすめの書籍

書籍の購入について

支払方法等:

郵便振替、銀行振り込み

商品引渡し方法:

郵送、厚み三センチ以内、重さ一キロ以内であれば
クリックポスト、185円使用、

厚み重さに応じまして、出来るだけ安価を考えて、
レターパック、ライト、プラス、ゆうぱっくなども使用しています。

返品について:

当方の表示など、また、標記にない傷などの場合のみ
お引取りさせていただきます。

他特記事項:

-

書籍の買い取りについて

佐賀県内、糸島市、福岡市西部には出張買い取りしております。