行事/葛飾北齋・飛田戝藏・歌川豐國、文政三年刋か
■商品詳細
【書名】 江戸 ゑいりよみ本 戯作画工 次第不同 新作者附
【巻冊】 一枚
【著者】 座元/飛田戝六
【成立】 辰正月二日ヨリ
★ 板元/東邑閣
★ 新画工作者之部・新古作者画工板木師之部
★ 行事/葛飾北齋・飛田戝藏・歌川豐國
★ 28×42㎝
★ 裏打
★ 江戸後期を代表する浮世繪師と讀本作家と戯作家の格附けを、江戸中期より鳥居派の繪師が描いていた歌舞伎の一年の最初の顔見世興行の際に配った大判摺物に見立てた一枚摺。上半分には画工繪師と作者として三十八名が記され、下半分には役者に見立てた繪師と作者の二十二名が描かれている。
★ 顔見世番附は文字の大きさと太さや位置により微妙な序列が表現されているとされ、下半分ぼ繪組には、中央に座頭や立女形を配してこれもまた微妙な役者の力關係を踏まえながら全員の姿を描いていると云う。また役者は似顔繪ではなく役柄の特徴で描いたとされる。
★ 葛飾北齋は中央に立女形として描かれ、一番大きな太文字は中央に北齋、その右に曲亭馬琴、左右に歌川豐國・六樹園。北齋を頂點にこの四名が實力者であったことを裏附け、この當時の讀本出板界の力關係を示す重要史料と考えられる。
★ 繪組は右から「行亭北久・一返舎白玉・山東京山・宇田川国貞・鬼武・芍薬亭・歌川豊国・式亭三馬・山東京傳・葛飾北齋・曲亭馬琴・振鷺亭・十返舎一九・種彦・蹄斎北馬・歌川豊廣・小枝繁・盈齋北岱・曼戯坊・山東金八・羽栗多輔・髙井蘭山。山東京傳が考案販賣したとする藥「讀書丸」と書かれた袋が描かれそれに京傳が肘を着いている。
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