Georges Mounin(ジョルジュ・ムナン)、Les Éditions de Minuit、1・・・
フランス語。研究室と個人の蔵書印あり。表紙と小口にイタミあり。経年のシミ、ヨゴレあり。書き込みなし。この本は1960年代に初版が出されており、構造主義記号論の発展過程における初期の代表的テキストのひとつです。ロラン・バルト、グレマス、エコなど、のちの記号論者たちの理論を読む際の前提知識としても非常に有用です。ジョルジュ・ムナン(1910–1993)**はフランスの言語学者・翻訳家・思想家で、特に言語哲学や翻訳論、記号論の分野で重要な貢献をしました。彼の記号論は、ソシュール的構造主義に基づきながらも、社会的実践との関わりを重視する点に特徴があります。