晩年の島尾敏雄のサイコッ!感溢れる総決算的セレクトな短編集っす!若い頃から極めまくってた、感覚を伸び伸ぉ〜びに押し広げまくり、そこに独自の文体絡んで、Its All Too Match!な表題作「夢屑」は、吉本タッキーも大絶賛MAXった傑作っす!4〜5行の中にひとつの世界凝縮な手腕は、俺推察的にすげぇ完璧主義者だった(?)敏雄兄の「夢の系列」作品の、これぞ極み感、なんぴとたりとも否めねぇ〜ぇぇぃ…っしょ!同じく夢をテーマった「過程」・「痣」に、奄美LIVEってた頃の少女との思い出綴る「幼女」、孫ぉ〜のマホちゃん(今、エッセェ〜ストやって活躍してまっす!)との関わり描く「マホを辿って」や『幼年記』系の自伝要素混ぜまくりな「水郷へ」、旅物「石造りの街で」、敏雄兄異国への憧れ(特にロシィ〜ァ&北欧への)全開の「亡命人」の全8篇収録っす!「病妻記」系と「戦争体験」系以外のおそらく全ての敏雄兄の作風出揃い、晩年でそれぞれのジャンル極めた感味わえまくりな一冊っす!敏雄兄を知るには外せねぇ〜ぇぇぃ…一冊っしょ!敏雄兄、やっぱサイコサイコッ!YEAH!こういう良書はマジで再版頼みMAX!