建築　1961年06月号　前川國男建築設計事務所

■特集　日本万国博覧会

・進歩と調和への足なみ
・万国博の計画と未来都市　丹下健三
・万国博会場計画と建築　山本康雄
・基幹施設全体図，シンボルゾーン全体平・断面
・基幹施設の構成
　シンボルゾーン
　大屋根　神谷宏治　福田朝生
　お祭り広場　上田篤
　万国博美術館　川崎清
　万国博ホール　指宿真知雄
　中央口
　協会本部
　プレスセンター
　エキスポタワー　菊竹清訓
　動く歩道・サブ広場　曽根幸一
　東西南北口　加藤邦男
　迎賓館　彦谷邦一
・色・空間・かたち

・国内・外展示館の全貌
アメリカ合衆国、英国、ソビエト連邦、日本館、オーストラリア、地方自治体館、電気通信館、東芝IHI館、虹の塔、日立グループ館、ペプシ館、三井グループ館、三菱未来館、リコー館、カナダ、国連、サンフランシスコ市、シンガポール、スイス、チェコスロバキア、ブラジル、ブリティッシュ・コロンビア州、古河パビリオン、ミュンヘン市、アルゼンチン、RCD館、アブダビ、アメリカン・パーク、アルジェリア、EC、イタリア、インド、インドネシア、エチオピア、OECD、オランダ、化学工業館、大韓民国、キューバ 、ギリシア、キリスト教館 、クウェート、ケベック州、コダック、コロンビア、サウジアラビア、サンヨー館 、スカンジナビア、住友童話館、生活産業館、セイロン、象牙海岸、タイ、タカラ・ビューティリオン、中華民国、チリ、ニュージーランド、ハワイ州、ビルマ、フィリピン、ジパン・ロボット館、ブルガリア、ベルギー、ポルトガル、香港、松下館、マレーシア、日本民芸館、メキシコ、モルモン・パビリオン、ワコール・リッカーミシン館、アイ・ビー・エム館、オンタリオ州、ガス・パビリオン、クボタ館、サントリー館、自動車館、せんい館、鉄鋼館、電力館、ドイツ、富士グループ・パビリオン、フランス、みどり館、ラテルナ・マジカ劇場、ワシントン州

・構造空間としての万国博

■目次
・改正されなかった新建築基準法施行令
　大場則夫　河村健　白石博三　守屋秀夫
・建築基準法施行令改正(単体規定)の焦点河村健
・新建築基準法施行令の問題点を語る
　　ある形の建築を前提とした法規からは、新しい可能性は生まれない
　　　大場則夫、河村健、守屋秀夫
・建築基準法施行令の改正と防災計画　守屋秀夫
・建築基準法の法学的考察(改正されなかった<新建築基準法施行令>)　白石博三

・ダイナミック・シンメトリー／直島小学校　石井和紘
・ランド・アーキテクチュア　石井和紘
・対談：島と設計者と小学校　伊藤ていじ　石井和紘
・＜論文＋作品＞ 新たな非日常性の構築
　　篠さんの家・未完の家　篠原一男
・東京銀行大阪支店　村野・森建築事務所
・兵庫県立近代美術館　村野藤吾
・畑屋農業協同組合事務所　鬼頭梓建築設計事務所
・象潟農業協同組合事務所　鬼頭梓建築設計事務所
・Oフラット　進来廉
・大阪大学吹田キャンパス計画　足立孝ほか
・連載ルポルタージュ／あすのアメリカをひらく人びと5
　 生態学による人間環境計画　IAN L.McHARG　磯辺行久　吉原慎一郎

■目次
・特集　情報空間
・熱電子電池　R・バックミンスター・フラー
　〔空間を情報的に規定するメディアあるいはモデルのさまざまなタイプ
・〔－1501〕熱電子電池〔－0152〕ブライアーパイプ
・模型的思考　磯崎新
・COMMUNITY SUPER-IMPOSING　環境設計研究所
・〔－0152〕ヴェール　〔＋0214〕コニーMM8
・POST UNIVERSITY PACK　磯崎新アトリエ
・〔＋0220〕IBMシステム／370　〔＋0606〕須弥山儀
・CEDRIC PRICE SUPPLEMENT
・〔＋0608〕エース旅行システム　〔＋2909〕R・バックミンスター・フラー
・WORLD GAME　エドワード鈴木
・INDEXおよび引用・参考文献

■目次
・特集　中間体または媒体空間　黒川紀章建築都市設計事務所
　中間体(メディア・スペース)に関するノオト　黒川紀章
　F銀行本店計画案1972
　タンザニア共和国TANU党本部
　プラトー・ボーブルセンター、パリ、国際コンペ案1971
　ダルムシュタット現代美術館1971
　K駅東口再開発計画第1次案1970

・加藤学園初等学校　槇総合計画事務所
　オープンプランスクールの誕生 その背景と意義　長倉康彦

・栃木県立美術館　川崎清+建築研究協会
　新しい美術館を求めて　大島清次
　開かれた美術館　川崎清
・北上市立博物館　石本建築事務所
・日本オリベッティテクニカルセンター・中央倉庫　丹下健三+都市建築設計研究所

■目次
・特集：地域生態計画の方法と実践(II)
　エコロジカル・プランニング 環境管理計画、適正土地利用計画のために
　「環境管理、土地利用計画の前提となる土地ユニットの分類」
・エコロジカル・プランニンゲの応用と実績
　シリーズ－I執筆以後2年間の経緯
　特集2のための目的と概要
・生態計画地域(EPR)の設定について STEP A、B
・沿岸汽水域と内陸地域(河川集水域)との関連によるランド・ユニット分類システムへの提案
・近畿生態計画地域(KEPR)におけるエコロジカル・プランニング・ユニットの設定
・エコロジカル・プランニンゲの実践 STEP C
・近江(琵琶湖)盆地EPSRにおけるエコロジカル・プランニング
・京都・桂川盆地EPSRにおけるエコロジカル・プランニング
・木津川盆地EPSRにおけるエコロジカル・プランニング
・奈良(大和)盆地EPSRにおけるエコロジカル・プランニング
・大阪盆地EPSRにおけるエコロジカル・プランニング　大阪湾
・大阪盆地EPSRにおけるエコロジカル・プランニング　大阪低地+集水域
・環境管理計画と土地利用計画のための計画ユニット(EPU)の設定 STEP E
・EPSRでのエコロジカル・プランニング：三つのケース
　エコロジカル・プランニンゲのプロトタイプ STEP D、F
・EPSRでのエコロジカル・プランニング三つのケースエコロジカル・プランニングのプロトタイプ
・アーバン・エコロジカル・プランニング　京都市生態計画の実践
・準市街地でのエコロジカル・プランニング　大阪盆地でのニュータウン計画・敷地スケールの実践
・沿岸水域・汽水域(埋立て)でのエコロジカル・プランニング　ひとつの予測・大阪湾の将来
・地図出典リスト
・ENGLISH SUMMARY
・マスターフローチャート
・参考文献

特集　建築調書 1960-75 近代の呪縛に放て
■呪縛の構図／日本建築1960-75
・60年代への喪歌　布野修司
・年表
・Archi-Contex-Analysis
・Context-I 形態・表現・手法論 GOLDEN 60s GRAPHITY
・Context-II 都市・建築・メタボリズム 第1象限の前衛たち　 田村優樹
・Context-III 計画・地域・コミュニティ 計画のイデオロギーと幻想としてのコミュニティ　主演不在の劇中劇　　植野糾
・Context-IV 集落・サーヴェイ・ヴァナキュラー 彷徨するまなざし群　and／or 反転された都市幻想　北原理雄
・Context-V 景観・保存・折衷主義 切り離された過去からの問い 藤岡洋保
・Context-VI 方法・システム・テクノロジー 得れ面田リズムのゆくえ 小玉祐一郎
■呪縛から／四つの状況解読格子
・近代以降の戦略を練る建築家たち
インタビュー／坂本一成・安藤忠雄・石山修武
聞き手／伊東豊雄
・住宅の光と闇／現代日本の住宅1960-75 長尾重武
・ル・コルビュジェと日本建築　富永譲
・建築における還元の諸相　八束はじめ

■目次
・反建築的ノート そのXII　磯崎新
・西日本総合展示場　磯崎アトリエ
・西日本総合展示場の構造／斜張構造について　川口衞
・高橋邸　石井和紘建築研究所
・西郷コミカ温泉　AZ institute
　銭湯コミュニケティ論　山崎泰孝

・象グループ・沖縄の仕事 1971-1977
　今帰仁村中央公民館
　　神話の回復をもとめて　重村力
　作品・計画案
　　21世紀の森
　　新天地小売市場組合ビル計画案
　　沖繩市民会館競技設計応募案
　　波照間の碑
　　沖繩こどもの国こども博物館
　研究
　　地域計画の原理
　　山原の集落
　　集落の構造　仲松彌秀
　　方言地名　平井
　　集落の核
　　山原型土地利用　重村
　　水系アナリシス
　　海岸線土地利用計画　平井
　　市町村土地利用計画　平井
　　名護市街地
　　市街地マスタープラン
　　街のディテール
　自立の原点を求めて　林泰義
　山原のムラづくりをたずねて　内田雄造

■目次
・建築眼(ARCHIGLASS)(3)
　　＜大地性＞復権のためのノート　藤本昌也
・螺旋工房クロニクル(003)
　　同時代史を如何に書くか　建築史研究についての覚書き　波田耿

・風景を切り開く 北野アレイ ローズガーデン　安藤忠雄建築研究所
　風景を切り開く　安藤忠雄
　壁の論理・壁の心理　古山正雄
・スリーレイクスカントリークラブクラブハウス　前川國男建築設計事務所
・山田七宝店　中島龍彦建築事務所
・銀座くのやビル 「場あたり」の建築　黒川雅之
　くのやの建築　黒川雅之
・三つのプロジェクト M邸・K邸・Fレストラン　黒川雅之建築設計事務所
・HOTEL D　伊東豊雄
・コルビュジエとヴェンチューリの交錯する地点に今日ひとつの建築が成立する　伊東豊雄
・光の迷宮 伊東豊雄さんへの偏見と悪意の津津浦浦に代えて　石山修武
・連載 環境論ノート(2)ユクスキュルの＜意味＞の理論　瀬尾文彰