森茉莉 著 ; 早川暢子 編、筑摩書房、238p、15cm
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森茉莉の「貧乏サヴァラン」は、美食家としても知られる著者が、自身の少女時代から晩年までの食にまつわる記憶や考察を綴ったエッセイ集です。華麗な父・森鴎外との思い出、戦後の困窮生活の中で工夫を凝らした食事、そして晩年の質素ながらも豊かな食卓の様子が、独特の耽美的な文体で描かれています。
タイトルにある「サヴァラン」は、フランスの美食家ブリア=サヴァランに由来し、美食への憧憬と、貧乏な中でも食を慈しむ著者の姿勢が表れています。高級食材や贅沢な料理だけでなく、日常のありふれた食材や簡素な料理にも深い愛情を注ぎ、その背景にある思い出や感情を鮮やかに蘇らせる筆致が魅力です。
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