佐々木 春隆、原書房、昭和 52年(1977年)上巻のみ再版、479 p , 534 , 555 p・・・
本書の編集は、「上巻」が開戦前の四年半の期間を、「中巻」は開戦直後の四日間を、「下巻」 はその後の三年間を扱っているわけで、期間的に極めて偏重している。上巻は、戦前の余り知られていない事実、すなわち建軍の特色と「北」の対南工作の実態、及び南北の間に『北に侵略の意欲を起こさせても少しも不思議でない軍事力のアンバランス」が生起した要因 中巻は、いまなお学者の間で論争がつづいている、南北の先攻論争に対する史料の提供 下巻は、国連軍との連合作戦下における韓国軍作戦の実態、とくに軍首脳の思想と行動、軍事と政治との微妙な関係 などを狙いとして叙述し、もって韓国を理解するための一助とし、かつは日本の国防の資とした積りである。しかしその内容は、資料収集の多寡によっておのずから厚薄を免かれなかった。また極めて重要な人物で、まだ面談の機を得ない人も少なくない。そして本書に登場してくる人物はほとんど現在の韓国を背負って立っている重鎮だから、そして信義を守る必要上、隔靴?痒の感がある叙述もなしとし ない。
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