Das blieb vom Doppeladler Auf den Spuren der versunkenen Donaumonarchie（「沈んだドナウ君主国の痕跡をたどって」）

￥2,000

• 著者 Ernst Trost（エルンスト・トロスト）
• 出版社 Goldmann
• ページ数 410ページ
• 状態 中古品
• 解説 ドイツ語。記名、購入日の記載あり書き込みなし。経年並み。この本は、「k.u.k.（＝皇帝および王、すなわちオーストリア＝ハンガリー帝国）」の過去に対する非感傷的な旅を描いたものです。著者のエルンスト・トロストは、アドリア海からウクライナ、ズデーテンラントからトランシルヴァニアまで、旧オーストリア＝ハンガリー帝国の後継国家を数ヶ月にわたって取材しています。
  
  彼は、「双頭の鷲（Doppeladler）」の遺産が何として残っているのかを調査しました。各国の人々、都市、風景などを通して、「帝国の精神」が依然として生き続けていることを見出しています。ソビエト体制下ですら、その精神は消えていないと記されています。この本は、オーストリア＝ハンガリー帝国の文化的・歴史的遺産を現代にたどる旅のルポルタージュであり、旧帝国の記憶や精神がどのように現代に痕跡を残しているのかを探る興味深い一冊です。