木村靖二 編、山川出版社、2011年1月、409, 97p、20cm
4刷 カバー 帯付 カバーヤケケ無し 帯背少色アセ 帯両面ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し書 き込み無し保存状態良好です。
概説書として読むには最適の本書、通史の整理や理解にはおおいに役立つであろう。ただ、教科書的な構成のため、記述に偏りが見えることは否めない。
また、ドイツ史に限らず、中世ヨーロッパ史全体に大きな変革をもたらした「叙任権闘争」の記述が古典的である。このあたりは研究者によってかなり意見の食い違うところであるが、もう少し議論が反映されてもよかったのではないだろうか。