岩橋小弥太・村田正志・永島福太郎校訂、八木書店、令5、1冊
長らく品切れの書籍を復刊!
【内容説明】
南北朝時代、北朝の重鎮として太政大臣に任じ、武家の推尊も受け、南朝の厚き信望をもになった洞院公賢(一二九一-一三六〇)の日記。動乱の世相と政局の機微を描いて精彩に富み、古来名記の一つに数えられる。公賢は、学殖においても当代に並ぶ者なく、古典・旧規に通じ、その著述は、故実典礼の典拠とされている。本記は、現存する正記に新出写本、逸文等を加え、現段階での『園太暦』本文の完璧を期するもの。新刊の巻五以降は史料纂集古記録編所収。
〔収録範囲〕
④1351〔観応2〕~1354〔文和3〕
#八木書店出版物/中世/単行本◆歴史