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律令国家の辺境と交通—揺れ動く南北の境界と領域—

八木書店

¥9,350

  • 著者 川尻秋生・十川陽一・藤本誠編
  • 出版社 八木書店
  • 刊行年 2025年5月
  • ページ数 520頁
  • サイズ A5判
  • 冊数 1冊
  • ISBN 9784840622769
  • 解説 【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~2営業日お時間いただきます

    時代と共に揺れ動いた律令国家と蝦夷・隼人・朝鮮半島等との境界で、何が起こっていたのか
    東北地方の蝦夷、九州地方の隼人等、律令国家の支配が及ばない周縁との接点=辺境に注目し、交通が果たした機能に迫る

    【内容説明】
    ①辺境と交通をテーマに文献史学・考古学による書き下ろし論考25本
     奈良・平安時代、東北地方の蝦夷の人々や九州地方の隼人など、律令国家の周縁地域には支配領域との接点=辺境が存在した。その辺境に注目し、交流や交易の意味も含む「交通」を切り口に、文献史学・考古学の両側面から、最新の研究成果をふまえた書き下ろし論考25本を収録。
    ②東北地方の蝦夷と辺境
     律令国家の支配領域が越後・陸奥・出羽地方に展開する奈良・平安時代において、軍事と交通路の整備、国家権力との関係、軍事境界線の目視できる目印となった城柵、国郡行政による律令国家支配の実像、人口調査が辺境の人々に与えた影響など、辺境の地域で繰り広げられた諸相を論じる。
    ③九州地方の隼人と辺境
     奈良時代の初頭に律令国家の支配領域に取り込まれた、九州地方の隼人。同地方には、朝鮮半島と隣接した壱岐・南島など、律令国家の支配が及ばない島々も存在した。こうした諸地域が律令国家とどのように接触し、交流したのか。国府を基点とした交通路の整備、仏教の多様な展開・受容など、その多面的な諸相を明らかにする。
    ④土器などの交易からみた多様な辺境の特質
     陸奥から北海道に運ばれた土器や、東北と関東の土器の移動に注目した交易、琉球を含む南島との交易など、多角的な視点で、辺境の特質を明らかにする。〔全25編書き下ろし〕
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