【ドイツ語洋書】マイスター・エックハルトの神秘哲学：教義概念との関連における展開『Meister Eckeharts mystische Philosophie : im Zusammenhang ihrer Lehrbegriffe dargestellt』 1. durchges. Aufl. / eingerichtet v. Veronika Brandstätter u. Erwin Sulek ; mit einem Nachw. v. Otto Karrer

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著者 Othmar Spann (経済学者・哲学者・社会学者オトマール・シュパン)
出版社 Akadem. Druck- u. Verlagsanst
刊行年 1974年第1改訂版
ページ数 x, 291 p
サイズ 25 cm
ISBN 3201001341
状態中古品（良好）
解説【ハードカバー】1974年第1改訂版 (1. durchges. Aufl. / eingerichtet v. Veronika Brandstätter u. Erwin Sulek ; mit einem Nachw. v. Otto Karrer)。正誤表1枚。布装。

全体的に若干ヤケがあります。表紙に軽いスレ、天に斑点状の薄い小シミ・小口中央に小スレがありますが、それ以外は特に問題はありません。

●著者：オトマール・シュパン (Othmar Spann、1878-1950)
　オーストリアの保守派の経済学者、哲学者、社会学者。
権威主義的コーポラティズムの理論家。オーストロファシズムの先駆者。オーストリア保守革命の代表者。
アダム・ミュラーのロマン主義に依拠し、自由主義と社会主義の双方に反対しました。
　1930年頃にはナチ党に入党し、経済学者のカール・ポランニーは、シュパンの哲学や反個人主義がファシズムに多大な影響を与えたとしています。
アンシュルス直後の1938年にナチ党によって投獄され、最終的にウィーン大学の教授職を解かれました。
　主な門下生に、オスカー・モルゲンシュテルン、フリードリヒ・ハイエク、エリック・フェーゲリンなど。

●マイスター・エックハルト (Meister Eckhart、1260年頃-1328)
　中世ドイツ (神聖ローマ帝国)のキリスト教神学者、神秘主義者。
パリ大学にてマイスターの称号を受け、同大学にてトマス・アクィナス同様、二度正教授として講義を行っています。またドミニコ会のザクセン地方管区長やボヘミア地方司教総代理等を歴任するなど、神学者として活躍しましたが、その教説ゆえに異端の告発を受け、それに対する「弁明書」を提出し、審問を待つ間に亡くなりました。その後、著作の刊行・配布が禁止されたため、エックハルトに関する記録はほとんど残っていません。
しかしながら、ノヴァーリスやニーチェ、バタイユ、ヘーゲル、ショーペンハウアーなど、後世の思想家たちに多大な影響を与えています。

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