上海天成書局石印、宣統元年 1909年、26.5cm×15.5cm、36冊木箱入り
三希堂法帖【さんきどうほうじょう】
中国,清代の1747年(乾隆12年)に梁詩正らが勅命を奉じて内府秘蔵の書跡を集刻したもの。全32冊。〈三希堂〉とは,王羲之の《快雪時晴帖》,王献之の《中秋帖》,王【じゅん】(おうじゅん)の《伯遠帖》にちなんで命名され,この3帖のほか魏の鍾【よう】(しょうよう)から明の董其昌(とうきしょう)に至るまでの名跡を収める。
マイペディア より
清朝の乾隆皇帝が編纂させたため「御刻」と冠している。清朝の内府に収蔵されている名筆を495塊の石に模刻させて刊行した。全32巻。内容は魏の鍾繇(151~230)から、明の董其昌(董其昌1555~1636)までを収め、乾隆11年(1747)に完成した。原石はいまも現存している。