武光 誠 著、KAWADE夢新書 新書、1998-10、208p、18cm
目次
列島を俯瞰して初めてわかる
この国の成り立ち
日本人は国土をどのように把握してきたのか B
古代につくられた地図の精度は?/
初めて日本全体の形を把握した江戸幕府/1
驚くべき精度だった「伊能図」/
軍主導でつくられた近代の地図/
列島の気候から農耕のルーツを探る
何千年も昔の気温変化を知る/24
地球の寒冷化が日本にイネを伝えた?!
放棄された集落は何を物語るのか/2
「照葉樹林」の分布から日本文化の特質が解けた
学界に衝撃を与えた「照葉樹林文化論」
文明を育む気候の条件/
日本の照葉樹林の起源/
縄文人と弥生人はいかに融合したか/
関東と関西の発展を地理的条件から考える
関東平野の開発が遅れた理由/3
大和朝廷を支えた肥沃な土地/
朝廷による農地開発/
いつごろから関東の開発が進んだのか/
海流を利用した航海民が日本統一のきっかけをつくった 9F
古代に栄えた海上交易/
対馬海流と出雲の繁栄の関係/
青銅器からわかる古代航路
なぜ東国の鄙辺に大都市
「江戸」が誕生しえたのか
武蔵国の辺地に江戸城ができるまで
古代から中世にかけての東京のようす
文化の中心、浅草寺と深大寺/
その後の発展の基礎を築いた江戸城/
江戸の市街地は大規模な埋め立てでつくられた
かつての江戸は神田川より南だけだった
大規模な埋め立てはこうして行なわれた
年ごとに広がっていった江戸の町/
江戸からの街道沿いに開けた町とは
五街道の起点、日本橋は交通の要所/
中山道沿いににぎわった町
江戸時代の品川宿は農業のメッカだった/
東京の新名所・御台場は江戸防衛の拠点だった
その他 カバー 帯