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鉄道大臣官房研究所、タテ297ミリ×ヨコ210ミリ、1部

昭和7年7月10日発行の第20巻第24号から昭和7年12月25日発行の第20巻第49号までと第20巻第1号から第9号までの「雑録」が、糸で綴られ手製の表紙をつけた状態で合本となっています。

総目次より/鋳物に就いて、現在における客車洗浄線の利用率及び洗浄人員と洗浄時間について、本線路の平面交叉が列車運転に及ぼす影響について、軌条漏洩電流に関する実地試験、枕木を腐朽させる菌類、清水隧道内コンクリート道床に関する調査、37軌條用継目部に関する調査報告、機関車の経済的蒸気発声法・第三報、明石客車操車場の作業、オリナブリュック軌條試験成績、ディーゼル機関車並に其の経済性、東金線に於ける軌條不整接目試験施設調査報告、運転速度の変化を考慮したる場合の緩和曲線に就いて、電車線における各種摩耗防止法について、車軸の輪心嵌入部に作用する反復応力と車軸設計の基準、電球用ソケット及びレセプテークルの特性 主として高温度に対する特性の比較試験、列車暖房の自動調節、軌條標準長についての調査、枕木材質の吟味及識別、心皿の研究、日本国有鉄道における長尺軌条、材木防腐剤の防腐効力判定法と其の二三の応用について、米国における貨車用空気制動機の走行試験について、枕木仕様書改正案とその解説、客貨車外輪輪心及制輪子の制動作用による上昇温度の測定、タイタムパーの効率について

第44号の「日本国有鉄道における長尺軌条」は長尺レールをいかに運搬・設置するかを85頁のボリュームで公務局保線課が解説。長尺レール用の運搬船・貨車・トロリー、設置法やその状況を多くの写真・図版で紹介しています。

背表紙に欠損、綴り糸切れ、折れ、汚れ、シミ、イタミがあります。状態はあまり良くありません。