「ある再会」の検索結果

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①別歌百首　私撰集・註釈書　31丁
「うらやましなかき日影の春にあひていせほのあまも袖やほすらん」 より 「ほのほのと明石の浦の朝霧にしまかくれ行舟をしそ思ふ　人丸」 まで凡そ99首を収載する。
②高藤物語（仮題） 「世継物語」写本　10丁
今は昔、閑院の右の大臣冬つきの子内舎人よしかとに、たかふちという子があった。小鷹狩りの折雨宿りをした一軒の賤家で、たかふちは応対に出たその家の娘と一夜の契りを結んだまま別れたが、それからというもの娘への恋慕の情が日毎に募るばかりである。再会の思いが遂げられたのは六年ののちの或る日。娘の傍らには我が顔立ちによく似た童女がいた。母子はたかふちの家に迎えられ、三人は幸せに暮したのだった。