「ひとり旅　少女小説」の検索結果

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博文館、大正2年、120ページ、A5判、1冊

小寺健吉（表紙）、萬代恒志（口絵）、少女常識作法、巌谷小波「迷の岩」、日本橋女子高等小学校参観記、巌谷小波「ひとり旅 大連にて」、田口達子「少女小説 深草へ」、他。
表紙の上端あたりにイタミあり（画像参照）。本文は経年の古色が見られるものの良好な状態。

草の人　画・みむろ、今古堂書店（東京市日本橋区）、1冊

90Pほど　天地21.7㎝×左右14.7㎝ほど　「雲雀の如く楽しく歌ひ、胡蝶の如く楽しく舞ふ。…少女の仕事はこの外にはありません。（中略）げに美しきもの、雪に月に花に、人に在つては少女！　けれどもこの少女にも、涙がないわけではありません。世には激しい運命に弄ばれて、小さき胸には悲痛を秘むることが出来ず、涙に袖濡す少女もあるのであります。」（はしがき　より）菊代は山の麓の小さな村に、お母様と二人で暮らしていました。お母様の病気は寒くなると悪くなるばかり。お友達が楽しそうに遊んでいても、菊代はたった一人きりの身内の体をなんとかと鎮守様に祈るばかり。亡くなる直前、実はおまえのお父様は東京にいる、と言い残した母…。巻末に「悲い「少女小説」物語」として30冊の広告あり　表紙・裏表紙の角切れ　綴じ具腐食