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亡き妻ふじ子へ　初版　風の木社　６１頁　棟方志功装幀　　美本

非売品。大正14年から昭和2年に掛けての作品。当時の青森日報紙上及び詩誌「獵騎兵」に発表。昭和6年「北」詩社の藤田金一氏の手によって詩集が発行された。原本は殆ど散佚しているのでこれを定本とする。目次 吹雪（百姓、漁師、霙 アメユギ、夜明げ、墓場 ハガショ、雪女 ユギオナゴ、吹雪 フギ、独楽 ヅグリ、春、秋 アギ、懐刃 マギリ、指切 キンカホウ、雲雀 シバリ）、煤ケダ暦（彼女アあの日ネ アレあのシネ、煤ケダ暦、春先 ハルサギ、野火、日照雨 ダマガスアメ、苗代の稲妻 ナシロのイナビカリ、宵祭 ヨミヤ、竹馬 ガランチョ、街角の電信柱 カドの電信柱、母親 オガチャ、まるめろ）。原本の所有者は一戸謙三氏。35192-aya