「シーヴス法の理論と実際 : スウェーデンで開発された ノーマリゼーションを育てるソフトウエア」の検索結果

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ソフィアン・ワルヨー 著 ; 山下勝弘 編訳、瑞穂社、1991年、212p、21cm

カバー（少ヤケスレくすみ）。
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はじめに 本書の構成と内容について
山下 勝弘
本書は、第Ⅰ、Ⅱ部にソフィアン・ワルヨー (S.walujo) 博士の著書 『SIVUS
Group-Dynamic Method for Social Integration & Normalization』(Second
Revized Edition, 1989. Stockholm: SIVUS, Socialstyrelsen & Bangalore:
ASHALAYA) の日本語訳と、第Ⅲ部に訳編者が執筆した 「シーヴス法導入の
準備と導入の実際」から構成されている。
ソフィアン・ワルヨー博士の著書の内容は、スウェーデンにおいて研究開発
され、現在はスウェーデン厚生省が指導管理しているシーヴス法と命名されて
いるグループダイナミックス理論を基盤にした精神発達遅滞者を対象にした援
護方式、 指導法を、簡潔に紹介し解説したものである。 訳編者が執筆した内容
は、わが国の精神発達遅滞者福祉領域、 特に施設形態の福祉現場へシーヴス法
を導入する準備の実際について述べ、 関係する参考資料をまとめたものである。
第Ⅰ部の内容であるソフィアン・ワルヨー博士の著書 『SIVUS Group-
Dynamic Method for Social Integration & Normalization (Second Revized
Edition, 1989. Stockholm: SIVUS, Socialstyrelsen & Bangalore:
ASHALAYA:) の日本語訳について、 若干の説明をしておこう。
最初に了解を得たいことは、この日本語訳の構成が、原著書の構成と相違し
ていることである。たとえば原著書では第1章は「シーヴス法の概要」 第2章
「歴史的背景」となっているが、本書ではこれをまとめて第1章の一部にして
いる。また、原著書では構成として「理論と実際」に区別した表題で執筆され
ていないが、本書では内容を理論と実際に区分して構成している。このように、
本書では原著書の内容を、編集的視点から前後させ、整理して再構成している
部分が存在している。
内容的にも原著書にない内容が含まれている。 （以下略称）