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ナンシー関、文藝春秋社、2001、1

経年良好

ナンシー関 著、文芸春秋、215p、16cm

初版１刷 送料込、書込ナシ、線引ナシ、カバ

「夜間通用口」というタイトルが示すように、表通りからは見えないテレビの裏側や、世間の常識を疑うような独自の切り口で、ブラウン管の向こう側を読み解く。鋭い洞察と独特のユーモアが、読者を唸らせ、笑わせる。週刊文春連載分を収録。

ナンシー関 著、文芸春秋、245p、16cm

初版１刷、送料込、書込ナシ、線引ナシ、カバー

ナンシー関の「天地無用」は、2002年に刊行された彼女の最後のテレビ批評集です。週刊文春に連載されていたコラム「テレビ消灯時間」を中心に、2001年9月から2002年6月までの記事を収録。ナンシー関ならではの鋭い観察眼と独特のユーモアで、当時のテレビ番組や芸能人、社会現象を斬っています。

タイトルは、あらゆるものを無条件に肯定するようなテレビの風潮に対する皮肉が込められています。最終回となったコラムでは、2002年の日韓W杯の熱狂ぶりに警鐘を鳴らすなど、彼女の先見の明も垣間見えます。

消しゴム版画家としても知られるナンシー関のイラストも多数収録されており、彼女の多才な才能に触れることができる一冊です。没後に出版されたこともあり、多くのファンにとって特別な意味を持つ著作となっています。