「伊藤左千夫書簡巻」の検索結果

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篠原円太宛　墨筆９８行と６６行の長文　１通は明治４３年１０月２２日付　シミ有

蕨真一郎宛　毛筆　65行　封筒付　明42・1・17（消印）　蕨真一郎は親類とトラブルがあった模様。左千夫が仲裁に入った形。「俗人の俗を云々するよりは兄弟に親み分家を憐むといふことは最も根本の事と存候　大兄の幸福と云ふ点より考ても名譽といふ点より見ても又文学といふものゝ見地より考へても最も大切な最も根本の問題かと存候　兄弟親類とも親しき交りが出来なくては歌も文學も一つのおもちやに相成可申候　人に直言の友あれば暴に至らずと聞候　小生は切に大兄が小生を直言の友として無禮を御ゆるしあらんことを希望致候」。（発信地）本所区茅場町（受信地）上総山武郡睦岡村　#八木書店近代自筆物/２.書簡類　#94号近代文学特輯　code08062　※自筆物につきましては、毎月25日前後に新蒐品を追加しております。PDF形式で御覧になりたい方は https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/10928 を参照ください。