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Forstwissenschaft/フィシュバフ著 ; 首藤諒譯、内務省山林局、明治14年　(188･･･

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●本体：経年並(約140年前の古書としては、経年並と思われます。もちろん多少のイタミ等はあります)
●扉：印有
●本文に書込みは見受けられず。
●訂正箇所に、出版社側で訂正したと思われる箇所あり。
●項目の初めの頁の端に手書きで項目名の記入有。
●ノド：ややイタミ(画像有)

◆巻之1～巻之3

[筆者]不明、徳島縣庁林務課（推定）、[発行所・発行年]不明

◇. 歴史的背景と由緒

本資料は「徳島縣林相圖」で、森林資源・林相（針葉樹・広葉樹などの分布）を行政的に示した地図。

日本の林野調査が本格化した明治後期から大正期にかけて作成された森林行政用図と推定。

縮尺「五萬分之一」により、山林利用・林業統制・治水計画の基礎資料とされた。

制作年については地図上に年号の明記は見られないが、字体・彩色表現・行政単位の表記様式から明治末〜大正初期と判断される。

公的機関（内務省山林局や徳島県庁林務課）の発行と考えられるが、画像から出版元名は確認不可。

◇商品説明


本品は「徳島縣林相圖」、縮尺五萬分之一の彩色石版印刷による林相図です。徳島県全域を対象に、森林資源の種類や分布を色分けで表現しており、針葉樹林・広葉樹林・耕地・荒地などが凡例によって詳細に区分されています。

折り畳み製本のため、折り目にヤケやシミが見られますが、地図全体の判読性は保たれています。森林行政資料として実際に使用されたもので、林業史・地域史・行政史研究に極めて貴重な資料です。

年代・寸法・状態・付属品

年代：明治末〜大正期（推定）

寸法：約 縦42cm × 横57cm

状態：B（ヤケ・シミ・折れあり、欠損小）

付属品：なし

コレクター向け推奨コメント

日本の近代森林行政を伝える実物史料として希少。特に徳島県の森林資源を対象とした彩色林相図は市場流通例が少なく、郷土史・環境史・林業研究コレクションに好適。