「十返肇書簡」の検索結果

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舟橋聖一宛　ペン書　便箋18行　封筒付　昭29・4・5（消印）　「夏子の四季」献本礼状。「この小説については一度書いたことがありますが、夏子といふ庶民が、政治問題やキンゼイ報告やなどの社会的ニュースをどう受け取ってゐるかといふことが描かれてゐて、以前の『小夏』のときから比べると、大へん幅が出来てゐて興味ぶかいと思ひました」。（発信地）品川区西大崎（受信地）新宿区下落合　#八木書店近代自筆物/２.書簡類　code09819　※自筆物につきましては、毎月25日前後に新蒐品を追加しております。PDF形式で御覧になりたい方は https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/10928 を参照ください。94号目録（R7.1）以後の追加は「#八木古書2025」で検索できます。

舟橋聖一宛　ペン書　原稿用紙1枚20行　封筒付　昭27・11・10（消印）　失言を詫びた形か。「小生もとより、あなたに何らの含むところなし、いつぞやはヘンな事を書き内心済まぬと思つておりました。哀れ三流ジャーナリズムに踊らされ、一文にもならぬ結果となり、要するに、いたづらに貴方の反感を買つたゞけと己れの愚かさを自嘲しておりました次第です。思へば『行動』時分から、僕をヒイキにして呉れたことは小生も忘れておらず、したがつて、いつも気にかけていましたので、この間のように仰言つて貰うと恥ずかしいやらうれしいやらです」。（発信地）品川区西大崎（受信地）新宿区下落合　#八木書店近代自筆物/２.書簡類　#八木古書2025年7月新蒐　code09664　※自筆物につきましては、毎月25日前後に新蒐品を追加しております。PDF形式で御覧になりたい方は https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/10928 を参照ください。94号目録（R7.1）以後の追加は「#八木古書2025」で検索できます。