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中国初期禅思想の形成

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,230
古勝 亮 著、法蔵館、2023年、292p、A5判
思想・文献・言語の研究の手法・視点を用いて「文献としての思想」から「生の思想」に近づき、形成期の禅を思想として読み解く。
目次
序 論
第一章 『二入四行論』雑録第一の話者
第一節 緒 論
第二節 『二入四行論』雑録第一に関する先行研究
第三節 雑録第一と雑録第二の比較から見たテキストの構造
第四節 小 結
第二章 道信と天台止観
第一節 道信と天台の関係に関する先行研究
第二節 道信の資料について
第三節 道信と天台止観
第四節 小 結
第三章 敦煌本『壇経』の編輯──伝法表現および偈の重複からみた形成史の推定──
第一節 敦煌本『壇経』の形成に関する先行研究の見解と筆者の方法
第二節 第一次編輯と第二次編輯の差異(一)──南宗宗派主義と南北融和主義
第三節 第一次編輯と第二次編輯の差異(二)──偈の改作と付加
第四節 第二次編輯におけるその他の特徴
第五節 小 結
第四章 敦煌本『壇経』と神会語録
第一節 敦煌本『壇経』と神会語録の関係に関する先行研究
第二節 敦煌本『壇経』と神会語録の類似と差異
第三節 王維「能禅師碑銘」からみた神会と慧能
第四節 小 結
第五章 薬山系禅師の自己認識とその背景──本来性としての自己をなぜ「渠」と呼ぶのか──
第一節 薬山系禅師における特異な自己認識
第二節 『荘子』斉物論および道教の存思における自己認識との類似
第三節 洞山「過水の偈」と「大乗讃」
第四節 陶淵明「形影神詩」および李白「月下独酌詩」に見える自己認識
第五節 洞山の思想的突破
第六節 小 結
結 論
附 日本の戦後における『臨済録』研究史
はじめに──日本における『臨済録』
一、入矢義高の『臨済録』研究
二、柳田聖山の『臨済録』研究
三、井筒俊彦と『臨済録』
四、現在の研究と今後期待される研究
巻 後
古勝亮君の遺著に寄せて  吉川忠夫
古勝亮君を偲ぶ  衣川賢次
古勝亮君に思うこと  宇佐美文理
解 題  齋藤智寛
初出一覧
出版後記  古勝隆一
索 引
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5,230
古勝 亮 著 、法蔵館 、2023年 、292p 、A5判
思想・文献・言語の研究の手法・視点を用いて「文献としての思想」から「生の思想」に近づき、形成期の禅を思想として読み解く。 目次 序 論 第一章 『二入四行論』雑録第一の話者 第一節 緒 論 第二節 『二入四行論』雑録第一に関する先行研究 第三節 雑録第一と雑録第二の比較から見たテキストの構造 第四節 小 結 第二章 道信と天台止観 第一節 道信と天台の関係に関する先行研究 第二節 道信の資料について 第三節 道信と天台止観 第四節 小 結 第三章 敦煌本『壇経』の編輯──伝法表現および偈の重複からみた形成史の推定── 第一節 敦煌本『壇経』の形成に関する先行研究の見解と筆者の方法 第二節 第一次編輯と第二次編輯の差異(一)──南宗宗派主義と南北融和主義 第三節 第一次編輯と第二次編輯の差異(二)──偈の改作と付加 第四節 第二次編輯におけるその他の特徴 第五節 小 結 第四章 敦煌本『壇経』と神会語録 第一節 敦煌本『壇経』と神会語録の関係に関する先行研究 第二節 敦煌本『壇経』と神会語録の類似と差異 第三節 王維「能禅師碑銘」からみた神会と慧能 第四節 小 結 第五章 薬山系禅師の自己認識とその背景──本来性としての自己をなぜ「渠」と呼ぶのか── 第一節 薬山系禅師における特異な自己認識 第二節 『荘子』斉物論および道教の存思における自己認識との類似 第三節 洞山「過水の偈」と「大乗讃」 第四節 陶淵明「形影神詩」および李白「月下独酌詩」に見える自己認識 第五節 洞山の思想的突破 第六節 小 結 結 論 附 日本の戦後における『臨済録』研究史 はじめに──日本における『臨済録』 一、入矢義高の『臨済録』研究 二、柳田聖山の『臨済録』研究 三、井筒俊彦と『臨済録』 四、現在の研究と今後期待される研究 巻 後 古勝亮君の遺著に寄せて  吉川忠夫 古勝亮君を偲ぶ  衣川賢次 古勝亮君に思うこと  宇佐美文理 解 題  齋藤智寛 初出一覧 出版後記  古勝隆一 索 引

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