「吉備池遺跡 : 吉備池遺跡第11次調査発掘調査資料」の検索結果

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1. はじめに
吉備池遺跡第11次発掘調査の概要
調査地は奈良県桜井市大字吉備小字高部、 吉備池の北方約80mの地点に位置しています。 調査は平成12年
12月4日から平成13年1月12日にかけて行われましたが、 当初は対象地の大半が傾斜地であることや、吉備
池廃寺の推定寺域より更に北に位置することなどから、遺構の存在が疑問視されたため、東西方向に第1・
第2の細長い試掘トレンチを設定し、 遺構の有無確認を行いました。 この結果、 いずれの調査区からも西側
の一段高い部分から溝や柱穴などの遺構が確認されたため、 対象地の西部分について調査区の拡張を行い、
最終的には約140m²の調査を行っています。
状態良好です。