「増訂改版錦絵の改印の考証　一名錦絵の発行年代推定法」の検索結果

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石井研堂/著、伊勢辰商店、昭和7（1932）年、1冊

石井研堂 著、芸艸堂、1994年 新版第1刷、48丁, 37p、26cm

1994年 新版第1刷。函・帯・本体カバー付属。和装・袋綴じ。
函に若干ヤケ・一部にやや退色やシワ・部分的に薄いくすみ・ややスレがあります。また帯の背の下部にシワ、本体カバーの上端に微スレがありますが、本体・本文は特に問題はありません。

●今回の覆刻版巻末に、鈴木重三, 木村八重子による『補記』『補註』あり

●伊勢辰商店 昭和7年刊 (増訂改版) の覆刻

●内容説明
錦絵はいつ作られたのか。
その発行年代を推定する錦絵の刊年考究の基本文献を増補復刊。
江戸期の出版検閲制度をつぶさに検証考究し、錦絵の版上に捺された改印を多数収集整理。その様式変遷を明快に体系づけて刊行年代の指標を示した決定版。

●目次
・錦絵の改印
・錦絵の出版検閲法
・錦絵の改印の考證法
・錦絵の改印の紀元と八樣式
続篇：団扇絵篇
・改印法実施以前の団扇絵
・団扇絵の改印考證の難易
・団扇絵改印の七期

●著者：石井 研堂 (いしい けんどう、1865-1943)
　編集者、著作家。本名：民司。
明治初期の「窮理熱」という近代科学啓蒙の時代に、小学校の教員を経て『十日間世一周』や雑誌『小国民』、『理科十二ヶ月』などの少年雑誌の編集に携わり、多くの子供向きの科学読み物を書いてそのころの子どもたちに大きな影響を与えました。
明治41年、『明治事物起源』を出版し、文明開化の歴史が色あせないうちに明治文化の研究に邁進。明治文化研究会の設立に関わり、錦絵の研究など、民間の文化史家として知られています。
影響を受けた人物には吉野作造、寺田寅彦、山本洋一、朝永振一郎など。

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