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大名貸の利子率について(一) 「鴻池両替商資本の研究」  大阪大学慈济学第10卷第2号抜刷

ハナ書房
 大阪府大阪市北区天神橋
1,200
宮本又次、大阪大学経済学部、1960-11、26p、21cm
累積過程に於ける同次性
藤岡孝四郎
一序論
一般に累積過程に於て均衡が成立するためには、その前提として諸函数が価格水準に関して同次的であることが必
要だとされるが、ここで考察しようとするのはこの意味での「同次性の前提」に関する二三の問題である。累積過程
の均衡とは実質所得、相対価格、利子、その他の実物的または実質的諸数量が一定のままで、単に価格水準だけが変
動し続けるような状態であって、インフレーションおよびデフレーションのどちらの場合にも考えられるが、ここで
は主に後者を対象とする。最初に以下取扱う問題の範囲とそれらについての結論を要約して置こう。
まず第一に同次性の前提が具体的にどういう意義と内容をもつかを検討する。この点で注意しなければならないの
は、完全均衡と累積過程とで事情が違うことである。即ち前の場合にはたとえこの前提が満されなくても兎も角も均
衡は成立するが、後の場合にはそれなくしては一般的には何等の均衡も成立しない。また前の場合には単に実物財の
函数だけが同次的であればよいが、後の場合にはすべての函数についてこの前提が必要である。その意味で累積過程
の均衡理論にとってはこの前提は最も根本的なものである。
ヤケ
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1,200
宮本又次 、大阪大学経済学部 、1960-11 、26p 、21cm
累積過程に於ける同次性 藤岡孝四郎 一序論 一般に累積過程に於て均衡が成立するためには、その前提として諸函数が価格水準に関して同次的であることが必 要だとされるが、ここで考察しようとするのはこの意味での「同次性の前提」に関する二三の問題である。累積過程 の均衡とは実質所得、相対価格、利子、その他の実物的または実質的諸数量が一定のままで、単に価格水準だけが変 動し続けるような状態であって、インフレーションおよびデフレーションのどちらの場合にも考えられるが、ここで は主に後者を対象とする。最初に以下取扱う問題の範囲とそれらについての結論を要約して置こう。 まず第一に同次性の前提が具体的にどういう意義と内容をもつかを検討する。この点で注意しなければならないの は、完全均衡と累積過程とで事情が違うことである。即ち前の場合にはたとえこの前提が満されなくても兎も角も均 衡は成立するが、後の場合にはそれなくしては一般的には何等の均衡も成立しない。また前の場合には単に実物財の 函数だけが同次的であればよいが、後の場合にはすべての函数についてこの前提が必要である。その意味で累積過程 の均衡理論にとってはこの前提は最も根本的なものである。 ヤケ

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