「大森谷遺跡　淡路縦貫道関係埋蔵文化財調査報告書Ⅰ」の検索結果

3件

序
この報告書は淡路縦貫道の建設にともない、県教育委員会について本州四
国連絡橋公団との委託を受けて行ったかずかずの発掘調査のうち、 洲本市上
内膳大森谷に所在する 「大森谷遺跡」 についての調査結果をまとめたものです。
この遺跡は弥生時代中期後半から後期にかけての集落跡であり、いわゆる
高地性集落と呼ばれる遺跡であります。幾多の事定と問題が提起がなされて
おります。遺跡は既に消滅しましたが、この報告書により、その概要を明ら
かにするとともに、この遺跡が提起している様々な問題にとりくむ上での一
つの参考材料を示すことができれば幸いであります。
最後に調査に当って本州四国連絡橋公団第一建設局及び同洲本工事事務所
に、種々便宜を図って戴いたことに厚くお礼申しあげます。
昭和60年3月
状態：良い